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2 僕は菫の花瓶から朝の水を飲む Bonjour cher ami! 窓を展くと青天がゐた 3
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若いマダムよ
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四月は花の季節
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御機嫌よう さやうなら
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私はきのふ銀座をひとりで歩きました と書いてよこした人へ
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僕は孤独な王マイダスである |
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あ ボオドレエルの雲がながれる |
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この詩集の初版は一九三二年八月二十日 ボン書店から発売された。内容は詩十九篇、二十七頁・大きさは十二cm×五cm の小さな詩集であつた、同じ装幀で五冊ほど出たが、これが最初の一冊であつて、装幀はその頃ドイツで発行されてゐた DerQuerschnitt 誌に掲載された石畳と自動車を高いところから写したモホリ・ナギの作品が、タイトルの色刷りの部分を二cm ほどのこして一杯にはひつてゐる。表紙と検印紙の人魚のデザインは僕のものである。詩集の形がちひさいのと、小部数のものであつたために現在のこつてゐるものは非常にすくなくなつてゐる。このたび国文社の希望により再刊するに当つて、当時この詩集からもれてゐた同年代の作品二十四篇を加へて完全なものにすることが出来たことを感謝したい。
一九五三年六月二十五日 北園克衛 |